NK細胞とは何か

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採取NK細胞とは1970年代に発見された細胞です。Nとはナチュラル、Kとはキラーを表す英語で、生まれながらにして殺し屋と言う意味を持っています。その名の通り体にとっての防御機構において重要な役割を果たす細胞で、腫瘍細胞やウイルス感染細胞などに対して強い細胞障害活性を示す、つまりはそれらが消滅するように攻撃する力がある細胞として知られています。年齢を重ねるにつれてこの細胞は徐々に減っていくために、がんなどの重大な病気のリスクが高まってしまうというわけです。

そこで癌治療においてNK細胞を増殖し体内に戻すという療法が開発されました。方法としては30から50mlほどの血液を採取し、そこからリンパ球を分離させます。分離したリンパ球はNK細胞の選択的活性および増殖を行います。そのようにすることによって高純度活性化NK細胞が作り上げられるというわけです。この培養された細胞を点滴によって体内に注入することによって、体の免疫力を大幅にあげることが期待できるのです。この治療法によってがん細胞の消滅だけでなく他のさまざまな感染症から体を守る事も大いに期待でき、これからのがん治療の主要な療法として特に注目を集めているのです。

関連リンク:NK療法治療